膝の専門検査
膝関節の病状分析に徹底した検査で原因を究明
当院は、膝を専門とした検査機器が充実している整形外科病院です。
膝の痛みの原因はさまざまなものがあり、症状の現れ方や病気の進行状態も人それぞれに異なります。また、膝の病気には症状が似たものもあり、適切な検査なくして的確な治療はありえません。当院は、問診や視診、触診に加えて、最新鋭の機器で膝の変形や腫れ、曲がり、軟骨のすり減り具合などを検査します。さまざまな角度から、痛みの原因を専門的に探ります。これらを膝の専門医が総合的に判断し、最善の治療を行います。
MRI検査
最新式のMRIを使用し、診断・手術・治療に有効な高画質の検査データを取ることができます。膝の診断には欠かせません。
加重時正面X線撮影
一般的に寝た状態で撮影されたX線写真では異常がないように感じられますが、立った状態(日常生活に近い状態)で撮影することにより、膝関節が接触していることが確認できます。より正確に膝痛の原因を突き止めることができます。
ストレスX線撮影
専用の器具を使い、膝に一定の圧力をかけた状態でレントゲン写真を撮り、手術・治療における正確なデータを取ります。

下肢機能軸検査
専用器具を使い、一度に下肢全長を撮影し、機能軸を診る検査です。機能軸とは股関節(大腿骨頭)中心と足関節の中心を結んだ線で、体重(荷重)がかかる軸のことです。これにより機能軸と膝の位置関係を調べたり、手術にて修正するための計測を行います。


エコー検査
筋肉の損傷を診たり、肉離れや骨折、血腫、ベーカー嚢腫という膝の腫瘤、皮下腫瘤(ガングリオン)などの専門的な検査を簡単に実施できます。

足底圧分布・重心移動測定
歩行時に、足裏に掛かる体重配分に偏りがないか、重心移動がスムーズに行われているかを調べます。
骨密度検査
骨塩量(骨密度)を計り、骨粗鬆症の診断を行います。


50歳を過ぎたら一度は骨密度検査を!!
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨の密度が低くスカスカになってしまうことで、骨がもろくなり骨折しやすくなる病気です。予備軍まで含めると日本人の6〜7名に1人の割合で発症している病気です。女性の方が圧倒的に多く、しかも閉経後の比較的若い年代から発病します。
