看護で大切にしていること

看護で大切にしていること

私達は患者様を我が身内と尊重し、相手の立場・家族の立場に立った、親身な看護を提供します。(看護部理念)


看護部長
西平 大樹

地域包括ケアシステムの構築が進み、地域が一体となってこれからの高齢化社会に対応しようとしている中、当院は一般病棟・回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟の4病棟、228病床を持つ地域中核病院です。看護部は患者さんを自分の身内として考え、相手を思いやった看護を提供することを理念としています。患者さん・家族は治療過程で様々な不安を抱えてあると思います。私たちは医療チームの一員として、地域の病院や施設と連携をとりながら、患者さんが安全に治療を受け、自宅での生活を想定したリハビリテーションを行い、安心して自宅に戻れるように退院支援を行ってまいります。

 

入院病棟師長のご紹介

北2病棟(整形外科一般病棟)


看護師長
古木 由香

年間約1200 人の患者さんが入院され、整形外科を中心とした病棟です。疾患は、変形性膝関節症が多く関節鏡視下手術や高位脛骨骨切り術、人工関節置換術、前十字靱帯再建術などの膝の患者さんが多く入院され年間約1000件の手術を行っています。(詳しくは手術実績をご覧ください)手術を受ける患者さんは、膝の痛みで自宅に引きこもりだった生活から、また、旅行・趣味などを楽しみたいと、リハビリを頑張られています。その思いに少しでも寄り添いたいと医師・看護師・リハビリ・栄養士・薬剤師と連携を取りながら、安心安全な医療の提供に励んでいます。

南2病棟(内科一般病棟)


看護師長
東川 真哉

南2病棟は一般急性期病棟です。内科・脳外科・神経内科・消化器外科・血管外科・整形外科など当院で扱うすべての科の患者さんが入院する混合病棟です。急性期病院との地域連携をとり、多職種と協力し回復期リハビリテーションの一歩手前で体調を整え、目標の設定を行います。また肺炎や脳梗塞・消化管出血・静脈血栓・圧迫骨折・褥瘡などの急性期の治療のほかにも静脈瘤手術や消化管内視鏡手術や隣接の介護老人保健施設「リハモール福岡」をはじめとした介護施設や訪問看護など在宅支援施設とも連携をとり医療が必要となった患者様の入院治療のお手伝いをしています。南2病棟には様々な疾患の患者さんが入院します。患者さんの安全も守り一日も早い在宅復帰が出来るよう糖尿病看護認定看護師、認知症ケア専門士をはじめ看護師それぞれが専門知識を深めるべく日々自己研鑽に努めています。患者様との温かみのある関係を築き、看護部理念にある相手の立場に立った親身な看護の実践を目指し頑張っていきます。

北3病棟(地域包括ケア病棟)


看護師長
高江洲 ゆみ

「地域包括ケア病棟」とは、入院治療後、病状が安定した患者さまに対して、リハビリや退院支援など、効率的かつ密度の高い医療を提供する為に、厳しい施設基準をクリアし、国から許可を受けた「在宅復帰支援のための病棟」です。

急性期の治療が終了し、在宅復帰等へ向けて経過観察やリハビリ・在宅復帰支援等が必要な方が対象となります。

具体的には
1. 当院にてもう少し経過観察が必要になる方
2. 在宅復帰へ向けて積極的なリハビリが必要な方
3. 在宅での療養準備が必要な方

患者さんが安心して退院していただけるよう「地域包括ケア病棟入院料診療計画書」に基づいて、主治医、看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリスタッフ・在宅復帰支援担当者(医療ソーシャルワーカー)が協力してサポートします。

南3病棟(回復期リハビリテーション病棟)

平島 真弓
看護師長
平島 真弓

回復期リハビリテーション病棟に入棟するには一定の条件がありますが、当病棟は主に脳血管疾患発症後と一部整形外科(頚髄損傷等)の患者さんに対し、リハビリテーションと退院支援を行っています。
今まで普通に日常生活を送っていた方の発症・受傷がほとんどです。何らかの不自由を抱えつつの生活に患者さん・ご家族ともに多くの不安があると思いますが、今後の生活の再構築に向け、主治医をはじめ病棟スタッフ・リハビリスタッフ・医療ソーシャルワーカーなどチームでサポートしていきます。