脳卒中リハビリ

脳卒中のリハビリテーション

生活のリズムを取り入れた総合リハビリテーション

リハビリセラピストが行う訓練だけが「リハビリ」と思われがちですが、入院生活の中で、トイレ・風呂・着替え・食事など日常生活で当たり前のことを行っていくこともまた「リハビリ」なのです。当院では、訓練でできていることを、日々の生活の中で自宅を想定し、看護・介護職が継続して行うことで、早期退院を目指しています。

毎日できる安心感。当院の脳卒中リハビリは365日体制!!※

毎日できる安心感。当院の入院リハビリは365日体制!!

当院では、365日体制でリハビリテーションを提供しています※。入院患者さんに対してはより手厚いリハビリテーションを行うため、全国平均は90分のリハビリ時間に対し、当院では最大180分もの時間を費やしています。また、セラピスト間では、綿密な情報共有を行い、1人ひとりの患者さんに合わせた質の高いリハビリを提供していきます。

※365日体制は、回復期リハビリテーション病棟のみとなります。

「できる」を「している」へ、それが当院の方針です。

入院中にリハビリによってできるようになった生活動作を、入院生活にいち早く反映させることが重要です。早期に自立した生活を取り戻すには、訓練で「できる」では駄目なのです。生活の中に取り入れていつも「している」動作にしていくことを行っていきます。

歩行訓練

歩行訓練
「トイレまで杖で歩ける」「物を持って○○まで杖で歩ける」「長距離歩ける」など患者様の具体的な目標や必要な時間に合わせて病棟スタッフが付き添います。
日常生活動作の訓練

日常生活動作の訓練
食事、整容、更衣、トイレ、入浴など日常生活を営む上で必要な動作の練習を生活時間に合わせて行います。
家事動作訓練

家事動作訓練
炊事、洗濯、掃除など退院後の患者様の役割に対してもサポートしています。
外出訓練
外出訓練
リハビリスタッフが同行し、患者様に必要な公共交通機関の利用(バス・電車など)や応用的な公道などでの歩行(凸凹道、坂道、階段、エスカレーター、人混みなど)、買い物、通勤などの生活に必要な屋外での練習を行います。
外泊訓練
外出訓練
退院に向けて、徐々に自宅環境に慣れていくことを目的として、自宅環境の整備ができたら試験的に外出・外泊練習を行います。そこで、退院後の生活における安全性を確認しています。