動脈硬化検査

血管検診【動脈硬化検査(ABI)】

自覚症状のない動脈硬化があ・ぶ・な・い!!
心筋梗塞・脳梗塞は動脈硬化が原因です。

「動脈硬化」はなぜ起きる?

血管の断面図

年齢を重ねると、血管も同じように年をとります。その結果、ゴムのように柔らかかった血管もだんだん硬くなります。また血管の内側に血液中の脂肪などがくっつき、内壁が厚くなります。このような現象が『動脈硬化』です。そして、だんだん血管が狭くなったり、栓が出来たりして、血液がながれにくくなるのです。

動脈硬化によって起こる主な病気

動脈硬化
当院では、全身の血管の状態を調べることができる、高精度の検査装置を備えています。血液検査、ABI、MRI、超音波 ( エコー ) 検査、心電図検査などで、動脈硬化の進行具合や血管が狭くなっている所がないかなどを調べ、動脈硬化や動脈硬化によって起こる病気の早期発見・予防を行っています。症状によっては、当院内の脳神経外科・循環器内科と連携し、診察や治療を行う場合もあります。

あなたの血管は何歳ですか ?
血管年齢もわかる動脈硬化検査(ABI)

ABI

血管は健康のバロメーターです。血管の若さ次第で、老後の生活は大きく変わるといえます。血管は加齢と共にしなやかさを失っていくものですが、生活習慣などが原因で実年齢以上に血管が老いている方も多く、そうなると、さまざまな病気になるリスクが高くなります。当院では、血液の詰まりや血管の硬さ、血管年齢もわかる「血管検診」を行っています。
専用の精密機器で 両手・両足の血圧を測るだけの10分程度で終わる検査で、その日に結果がわかります。動脈硬化の予防、または、早期に発見して脳梗塞や心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などの病気を防ぐためにも、血管検診をおすすめします。

ABI

検査は簡単

両手、両足の血圧を測るだけなので、検査は簡単です。準備を入れてもわずか10分程度で終わります。

服を着たままOK

腕と膝下が出せる服装であれば、着替えることなく検査が受けられます。

分かりやすい検査結果

検査は数値だけでなく、わかりやすい図でも表示されます。年齢に対する動脈硬化の進行度などがわかります。検査結果は ABI(血管の詰まり)と PWV(血管の硬さ)で表されます。

※検査は10分程度ですが、それまでに待ち時間はある程度生じますのでご了承下さい。

特にこのような方には血管検診をおすすめします

■煙草を吸われる方
■高血圧の方
■肥満気味の方
■糖尿病の方

■中性脂肪値が高い方
■コレステロール値が高い方
■両親や兄弟が脳梗塞や心筋梗塞を発症されている方
■加齢による動脈硬化が気になる方

動脈硬化検査をご希望の方は、
受付又は看護師にお申し出下さい。