変形性膝関節症
(へんけいせいひざかんせつしょう)
高齢者の膝痛 原因 NO1
加齢により膝関節の軟骨がすり減り、進行すると関節が変形して痛みが生じます。膝関節には内側と外側の2つの関節面がありますが、多くの患者さんは、内側の関節面のみがすり減り、O脚に変形します。O脚がさらに内側の関節面に負担をかけて、ますますO脚になるという悪循環に陥ります。
変形性膝関節症の発症は一次性と二次性があります。
・一次性・・・・原因はなく加齢によって発症し、軟骨や半月板の変性で徐々に進行する。
・二次性・・・・膝関節の骨折、半月板損傷や靭帯損傷に引き続いて発症するもの。
関節リウマチ
関節包にある滑膜に炎症が起きて、関節軟骨が破壊されてしまいます。
変形性膝関節症の原因
◎老化による軟骨の衰え
◎肥満による関節への負担
◎下肢の筋力低下(70%が女性)
◎スポーツによる半月板や軟骨損傷
◎骨折や靭帯損傷による関節の変形
◎遺伝
レントゲンによる診断
正常な膝関節に比べ、潰れているのが確認できる。
靴底の片減り
靴底が短期間で、このようにすり減る場合は変形性膝関節症が進んでいる可能性が高いです。早めに病院での診察を受け、治療を行うことで、進行を遅らせることができます。