インフルエンザ予防接種について

当院では、10月1日よりインフルエンザ予防接種を開始します

今年は、世界的な流れからインフルエンザワクチンの内容が変更になります。
ワクチンというのは、A型やB型のウイルスに対して対策を行うのですが、昨年まではA型2種類、B型1種類の計3種類(3価という)でした。今年は、B型を2種類に増やし4種類のウイルスに対応します。それにより、昨年より接種金額に変動がありますことをご了承ください。

上記の詳細
●これまでのワクチン製造株は、A/H1N1pdm09、A/H3N2、B型の3種類(3価)が含まれ、このうちB型株については、山形系統あるいはビクトリア系統のどちらか一方のワクチン株を選定していました。

●近年、インフルエンザの流行は、A(H1N1)pdm09およびA(H3N2)に加えてB型である山形系統とビクトリア系統の混合流行が続いており、WHOも2013年シーズン(南半球向け)から4価ワクチン向けにB型2系統からそれぞれワクチン株を推奨しています。また、米国においては2013/14シーズンから4価ワクチンが製造承認され、世界の動向は4価ワクチンへと移行してきています。このことから、わが国においても4価ワクチン導入の是非を検討し、2015/16シーズンよりA/H1N1pdm09、A/H3N2に加えてB/山形系統およびB/ビクトリア系統の4価ワクチンとしました。