看護学生16名が実習しています

 

福岡県私設病院協会専門学校に通う

看護学生さんの看護実習が始まりました。

 

1週間を終えてのカンファレンスでは、

振り返りと反省、来週に向けてを報告し合います。

 

「患者さんから一生に頑張りましょうと言っていただいたのに、

リハビリを一生懸命にされる患者さんの側で、

私自身は記録も上手く書くことができていません。

看護には一つひとつ根拠があることを教わったので、

来週からは前もって考え、計画していけるようにしたいです」

 

「患者さんが過ごしやすいよう環境を整えるのは当たり前。

その環境を整えるのが病院の役目だと思っていましたが、

実はそれが私たち看護師の仕事なのだと気づかされました。

来週は患者さんにもっといい援助ができるように頑張ります」

 

「最初は情報収集が上手くできずに空白が目立っていました。

1週間でなんとか情報を集めましたが、

来週はもっと欲しい情報に絞って集められるようにしたいです。

また、患者さんにとって充足か未充足かの判断をしながら

看護問題を考え計画できるようになりたいです」

 

など、初めての実習で緊張や戸惑いがありながらも、

1週間で気づけたこと、学べたことは非常に多かったようです。

 

「病院には患者さんのためのさまざまな“環境”があります。

その環境をすべて満たしていくことはとても大変なことですが、

それを考えられるようになるといいと思います。

また、最初のアセスメントをどうみていくかも大事なこと。

経験も必要ですが、知識も大切ですので、

これからも学ぶ姿勢をずっと持ち続けてくださいね」

と先輩看護師さんからアドバイスをもらいました。

 

当院の看護部が掲げているのは、身内のように寄り添う看護です。

患者さんから信頼される一人前の看護師をめざして、

これからの看護の基礎となる知識や考え方を学んでください。