診療情報管理室
診療情報の提供について
診療情報の提供とは?
診療の過程で得られた、患者様の身体状況、病状、診断、治療等についての情報を提供することをいいます。診療録(カルテ)、処方内容、手術記録、検査所見、エックス線写真、看護記録、要約書などが対象となります。
情報提供においては患者様のプライバシーや利益を守るためにいくつかの制限がございます。以下の条件を十分にご理解の上、申請されるようお願い致します。
尚、場合によっては、診療情報の提供ができない場合もございますのでご了承下さい。
診療情報の提供を申請できる方
患者本人または患者本人から承諾を頂いた方。
必要書類
個人情報開示申請書兼承諾書の様式はこちらです。
別画面で文書が開きますので、印刷してご使用下さい。
申請する方の本人確認ができる書類(運転免許証、保険証など)
患者様本人以外が請求する場合は、本人確認書類以外に下記の該当する書類
- 法定代理人、任意後見人の場合は、それを証明するもの
- 親族の場合は、患者様とご関係がわかる証明書
診療情報の提供方法
診療情報の写しの交付、閲覧、要約書の交付
個人情報開示申請書と必要書類を当院担当者へ提出して下さい。
原則として2週間以内に提供日時をご連絡致します。提供にかかる費用は、下記料金表をご覧下さい。
尚、ご不明な点がございましたら、ご遠慮なく下記窓口まで、申し出下さい。
診療情報開示費用
種別 | 代金(税込) |
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開示にかかる手数料 | 1,100円 |
診療記録のコピー(一枚あたり) | A4…11円 A3…22円 |
画像CD-ROM | レントゲン…1,100円 CT・MR…1,100円 |
要約書交付料 | 6,600円 |
医療法人博仁会 福岡リハビリテーション病院 医事課 診療情報管理室
病院情報の公表
医療の質と医療安全向上のために、診療情報を抽出・分析し、医療の改善に役立てることが重要となっています。そこで、病院の診療内容を公開することで、患者様に当院における症例や特徴など、どのような医療提供を行っているかお伝え致します。また、当院は、診療情報を公開することにより、医療の質向上にも努めます。
指標について
当院ではDPCデータから全国統一の定義と形式に基づいた指標を作成し、皆さんに情報公表を進めています。現在公開している病院指標は、期間中に当院を退院した患者さんのデータを基に作成しております。(ただし、自動車賠償責任保険や労災保険、自費、24時間以内の死亡、新規高額薬剤使用の
患者さんのデータは含まれておりません。)
具体的に情報公開するのは以下の7項目です。
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別ならびに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞のICD10別患者数
- 診療科別主要手術別患者数等
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
福岡リハビリテーション病院における情報の公表
当院の病院指標はこちらをご参照ください。
DPCとは?
DPCとは、Diagnosis Procedure Combinationの略で、診断群分類を意味します。日本では平成15年より、日本独自のDPCを用いた急性期入院医療の包括評価(定額支払い)制度をスタートしました。当院は平成20年4月よりDPC対象病院となっております。包括評価には、入院基本料・検査・投薬・注射・処置・画像診断料等が含まれ、診断病名ごとに定めらた一日当たりの定額点数で医療費が計算されます。包括評価に含まれていない手術・麻酔・リハビリテーション・一部の処置および検査等は、従来通り診療行為ごとに 医療費を計算し、包括評価と合わせた金額が入院医療費となります。対象となる方は、医療保険(医科保険)が適用され、一般病棟に入院された方となります。よって、自動車賠償責任保険(自賠責)や労災保険、自費等の方は対象外となります。
関連法令
集計項目の結果を公表するにあたっては、厚生労働省による「医療機関ホームページガイドライン」を遵守しています。