福岡リハビリテーション病院

運動器疾患に対するリハビリ

運動器疾患リハビリテーションの特徴

運動器疾患とは

運動器とは、骨や関節、靱帯、筋肉、手足の神経や血管などのことで、これらの部位に障害があったり、スポーツや事故で外傷を負うことを運動器疾患といいます。当院では手術後早期からの対応により、早期回復・早期復帰を目指して、リハビリテーションに取り組んでいます。

膝・肩・腰などの障害や、関節疾患の手術後のリハビリに取り組んでいます

知的障害、自閉症スペクトラム、脳性麻痺、脳卒中後遺症、認知症などのさまざまな障がいのある方の歯科治療や、障がいの特性や発達レベルに合わせた行動療法などを用いて患者さんが治療を受けるためのトレーニングを行なっています。当院歯科では、日本障害者歯科学会の指導医、認定医、認定歯科衛生士が、専門的な知識や技能に基づき業務に取り組んでいます。

対象となる主な疾患
  • 手術膝関節人工置換術
  • 高位脛骨骨切り術
  • 膝関節靱帯再建術
  • 肩関節腱板断裂(鏡視下腱板縫合術)
  • 半月板損傷(関節鏡視下手術)
  • 股関節臼蓋回転術
  • 人工股関節置換術

その他、骨折など外傷の手術後のリハビリテーション圧迫骨折などの保存療法のリハビリテーションなど

退院後も、ケガ・疾患の予防や健康寿命の延伸を支援

知的障害、自閉症スペクトラム、脳性麻痺、脳卒中後遺症、認知症などのさまざまな障がいのある方の歯科治療や、障がいの特性や発達レベルに合わせた行動療法などを用いて患者さんが治療を受けるためのトレーニングを行なっています。当院歯科では、日本障害者歯科学会の指導医、認定医、認定歯科衛生士が、専門的な知識や技能に基づき業務に取り組んでいます。

新しいリハビリテーションの取組

不安感を軽減し、心と身体のバランスを大切に、リハビリ効率を高めます

手術後は誰しも、痛みや身体が思うように動かない辛さから、不安を覚えます。不安感が強いと痛みもより強く感じ、リハビリへの意欲も下がりがちです。運動器リハビリテーションチームは、患者さんの不安感を少しでも改善し、前向きな気持ちを引き出せるよう支援しています。患者さんのお話しを伺うことはもちろん、ビデオやパンフレットなどもご用意し、リハビリの意義や回復の経過をわかりやすくご説明します。

痛みを緩和させて、活動量と元気度をアップ!!

リハビリを円滑に行うためには、患部の痛みを緩和することが大切です。私たち運動器リハビリテーションチームは、温熱・冷却療法やさまざまな物理療法(低周波 干渉波 など)を用いて可能な限りの除痛をはかり、マッサージやストレッチなどの徒手療法を重点的に行い、身体を動きやすくし、活動量の回復をサポートしています。 この時大切なのが、患者さん一人ひとりの目標に向かう「やる気度」です。私たちは患者さんの目標を共有し、患者さんの状態に合わせて回復をサポートします。そして、身体も心もいきいきと生活を楽しむことができる、「元気度」の向上を目指します。 これまで膝が痛くて辛かったスポーツ活動への復帰や、断念していた家族旅行を楽しむことができるなど、退院後はその方らしく豊かな生活を送ることができるよう、リハビリテーションに取り組んでいます。