福岡リハビリテーション病院

入院について

入院案内

看護で大切にしていること

私達は患者様を我が身内と尊重し、相手の立場・家族の立場に立った、親身な看護を提供します。(看護部理念)

地域包括ケアシステムの構築が進み、地域が一体となってこれからの高齢化社会に対応しようとしている中、当院は一般病棟・回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟の4病棟、228病床を持つ地域中核病院です。看護部は患者さんを自分の身内として考え、相手を思いやった看護を提供することを理念としています。患者さん・家族は治療過程で様々な不安を抱えてあると思います。私たちは医療チームの一員として、地域の病院や施設と連携をとりながら、患者さんが安全に治療を受け、自宅での生活を想定したリハビリテーションを行い、安心して自宅に戻れるように退院支援を行ってまいります。

看護部長 西平 大樹

看護部長 西平 大樹

パンフレットのご紹介

入院のご案内

ご入院が決まっている方は、当院より入院時の持参品・書類・注意事項などを掲載した入院案内パンフレットを配布しています。また、下の動画では、その内容を分かりやすく解説していますので是非ご覧下さい。

安心して入院生活を送るために、知っていただきたいせん妄

体調や一部の薬の影響によって、意識が混乱した状態をいいます。一時的な症状であり、認知症ではありません。しかし、せん妄状態になると危険な行動をしてケガをしてしまい、病気の回復の遅れに繋がることがあります。せん妄は本人・家族に協力していただくことで予防できる場合があります。

動画で見る入院案内

入院案内(10分08秒)
手術を受けられる患者様へ(2分29秒)
医療安全について(11分06秒)

入院病棟師長のご紹介

古木 由香

北2病棟(整形外科一般病棟)
看護師長

古木 由香

年間約1200 人の患者さんが入院され、整形外科を中心とした病棟です。疾患は、変形性膝関節症が多く関節鏡視下手術や高位脛骨骨切り術、人工関節置換術、前十字靱帯再建術などの膝の患者さんが多く入院され年間約1000件の手術を行っています。(詳しくは手術実績をご覧ください)手術を受ける患者さんは、膝の痛みで自宅に引きこもりだった生活から、また、旅行・趣味などを楽しみたいと、リハビリを頑張られています。その思いに少しでも寄り添いたいと医師・看護師・リハビリ・栄養士・薬剤師と連携を取りながら、安心安全な医療の提供に励んでいます。

東川 真哉

看護師長

東川 真哉

南2病棟は一般急性期病棟です。内科・脳外科・神経内科・消化器外科・血管外科・整形外科など当院で扱うすべての科の患者さんが入院する混合病棟です。急性期病院との地域連携をとり、多職種と協力し回復期リハビリテーションの一歩手前で体調を整え、目標の設定を行います。また肺炎や脳梗塞・消化管出血・静脈血栓・圧迫骨折・褥瘡などの急性期の治療のほかにも静脈瘤手術や消化管内視鏡手術や隣接の介護老人保健施設「リハモール福岡」をはじめとした介護施設や訪問看護など在宅支援施設とも連携をとり医療が必要となった患者様の入院治療のお手伝いをしています。南2病棟には様々な疾患の患者さんが入院します。患者さんの安全も守り一日も早い在宅復帰が出来るよう糖尿病看護認定看護師、認知症ケア専門士をはじめ看護師それぞれが専門知識を深めるべく日々自己研鑽に努めています。患者様との温かみのある関係を築き、看護部理念にある相手の立場に立った親身な看護の実践を目指し頑張っていきます。

高江洲 ゆみ

北3病棟(地域包括ケア病棟)
看護師長

江洲 ゆみ

「地域包括ケア病棟」とは、入院治療後、病状が安定した患者さまに対して、リハビリや退院支援など、効率的かつ密度の高い医療を提供する為に、厳しい施設基準をクリアし、国から許可を受けた「在宅復帰支援のための病棟」です。

急性期の治療が終了し、在宅復帰等へ向けて経過観察やリハビリ・在宅復帰支援等が必要な方が対象となります。

具体的には

  1. 当院にてもう少し経過観察が必要になる方
  2. 在宅復帰へ向けて積極的なリハビリが必要な方
  3. 在宅での療養準備が必要な方

患者さんが安心して退院していただけるよう「地域包括ケア病棟入院料診療計画書」に基づいて、主治医、看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリスタッフ・在宅復帰支援担当者(医療ソーシャルワーカー)が協力してサポートします。

樋渡 千浩

南3病棟(回復期リハビリテーション病棟)
看護師長

樋渡 千浩

回復期リハビリテーション病棟に入棟するには一定の条件がありますが、当病棟は主に脳血管疾患発症後と一部整形外科(頚髄損傷等)の患者さんに対し、リハビリテーションと退院支援を行っています。
今まで普通に日常生活を送っていた方の発症・受傷がほとんどです。何らかの不自由を抱えつつの生活に患者さん・ご家族ともに多くの不安があると思いますが、今後の生活の再構築に向け、主治医をはじめ病棟スタッフ・リハビリスタッフ・医療ソーシャルワーカーなどチームでサポートしていきます。

ご入院中のお部屋

「安心して治療や療養に専念できる環境」そのために、何が必要かを考えました。

心身のケアに大切なのは、「快適環境」です。入院生活を少しでも快適に過ごしていただけるよう、ゆったりとした居室空間、お見舞いのお客様にも配慮した明るいデイルーム、清潔で機能的な浴室やトイレなどを備えました。

  • ※病室は病状などにより入院中に移動になることもございますのでご了承下さい。
  • ※病室雰囲気は各入院病棟により違いがありますのでご了承下さい。
4人部屋

4人部屋

4名で使用するお部屋となります。

対象病棟
全病棟(病棟によりお部屋の雰囲気は変わります)
主な設備
共同洗面台、テレビ(有料)、冷蔵庫(無料)、貴重品金庫
特別室

特別室

周りを気にせず、お一人でご利用できます。

対象病棟
西2階病棟 2室、西3階病棟 2室
主な設備
シャワー、トイレ、大型液晶テレビ(視聴無料)、冷蔵庫(無料)、ソファー、備え付け家具、貴重品金庫
個室A

個室A

周りを気にせず、お一人でご利用できます。

対象病棟
西2階病棟 4室、西3階病棟 4室
主な設備
大型液晶テレビ(視聴無料)、冷蔵庫(無料)、備え付け家具、貴重品金庫

入院費のお支払について

入院費は毎月月末締めにて計算いたします。請求書は翌月の10日前後にお届けいたしますので、20日迄に1階会計にてお支払いください。
ご退院の場合、計算ができ次第お部屋にお持ち致します。お支払は退院当日までにお願い致します。
保険外費用(インフルエンザ、差額室料)などは全額自己負担となります。

【平日】9:00~17:30 /【土曜日】9:00~13:00

上記以外の時間帯はお支払い及び両替はできません。
※日・祝日・土曜日の午後に急遽退院となった場合は医事課より後日ご連絡いたします。

お支払い方法

入院費、外来診察費などのお支払にはクレジットカードがご利用できます。
※カードのご利用でご不明な点は医事課へお尋ね下さい。
※売店でのご利用はできません。

面会時間について

現在、面会制限を行っております。

詳しくは、面会の再開(制限付き)についてをご確認ください。またご不明な点はお問合せください。

医療・介護サービス相談

患者さんも不安ですが「家族」も不安なんです。
私達はご家族の不安もサポートしていきます。

医療保険・介護保険のことや在宅サービスのことなど、ご家族にとっても初めてのことばかりです。どうしたらよいか迷う前にまず、私達に相談してみて下さい。私達の仕事は、患者さんとそのご家族の不安を取り除くことです。医療チームの一員として、常にあなたの病状を把握し、あなたの不安にいち早く気づき解決が出来るよう努めています。入院にともなう医療費などの経済的な問題や退院後の介護サービス利用や施設入所などについて、私達ソーシャルワーカーにご相談下さい。医療・福祉の専門家として、一人ひとりに最善の対応ができるようサポートを行って参ります。

入退院支援センター

例えばこんな不安はありませんか?

  • 入院中の医療費が心配
  • 障がい者が利用できるサービスについて知りたい
  • 介護施設を利用したい
  • 退院後に利用できる在宅サービスを知りたい
  • 介護保険について知りたい
  • 社会資源の活用について知りたい

回復期リハビリ病棟

「福リハで良かった」と笑顔で退院してほしい。
スタッフ一同全力であなたを応援していきます。

回復期リハビリテーション病棟は、入院治療をするだけが目的ではありません。自分の持てる力を最大限に発揮し、生きがいをもって「自分らしい生活」が出来るように、医師・リハビリスタッフ・看護師・介護士・薬剤師・歯科スタッフ・栄養士・ソーシャルワーカーなど様々な分野のスペシャリストがチームとなり、あなたの未来の生活をサポートしていきます。

回復期リハビリテーション病棟対象となる方

  • 脳血管疾患等の患者さんで発症後2ヶ月以内の患者さん
  • 大腿骨、下肢、または骨盤の骨折で発症後2ヶ月以内の方
  • 脊椎損傷の患者さんで発症後2ヶ月以内の方
  • 外科手術や肺炎などの治療の安静により生じた廃用症候群を有する患者さんであって、手術又は発症後2ヶ月以内の方

詳細につきましては、当院「入退院支援センター」までお尋ね下さい。

患者専用ダイヤル

092-812-1880

月曜~金曜 9:00~17:30 / 土曜 9:00~13:00
日祝日 お休み

お間違えのないようお願いいたします。

スタッフ体制

様々な専門分野からのアプローチ!!

職種を超えた綿密な情報交換

回復期リハビリテーション病棟では、医師をはじめ、リハビリスタッフや看護スタッフ、薬剤師、栄養士などがチームとなり 60名の患者さんの治療やリハビリなどの入院生活を支えていきます。各専門スタッフが、常に情報交換を行い、職種を超えた定期的な総合カンファレンスなどを行うことでリハビリや看護の質の向上を実現しています。定期的な総合カンファレンスに基づきリハビリテーション総合実施計画書を作成します。病棟・リハ合同チーム

チーム医療の実践

各専門スタッフがチームを組むことで治療の質向上へ

カンファレンス

医師、看護師、リハビリスタッフ、ソーシャルワーカー、歯科衛生士などのあなたに関わる全てのスタッフが最低月に一度集まり、治療・リハビリ方針の打ち合わせを行います。そのカンファレンスのスケジューリングや進捗状況の把握を行います。

安全管理

患者さんに安全な病棟生活を送っていただく為、「小さな失敗も積み重なれば大きな危険を引き起こす」との意識を持ち、病棟に関わる全てのスタッフが小さな失敗を共有し、大きな危険を回避する努力をしています。

スタッフ教育

高い水準でのチーム医療の実現には、それぞれの技術・知識を向上させる教育が必要です。互いに違う専門分野同士で医療に対する知識を深め、お互いの技術を向上させています。

患者家族教室企画

病気のこと、介護のことなど患者さん・家族にも知って頂くことで今後役に立つような内容を中心に講習会を企画、運営していきます。

生活サポート

リハビリで出来るようになった日常生活の動作を病棟の生活の中でも実践し、身につけていくことはとても大切です。病棟生活をもリハビリと捉え、サポートしていきます。

イベント

入院生活はどうしても単調になりがち。そんな生活にメリハリをつけて頂く為にも病棟に関わるスタッフで小さな楽しみを用意します。四季折々の行事に加え、カラオケ大会など入院している全ての患者さんが楽しめるイベントを企画します。