福岡リハビリテーション病院

リハビリテーション

当院リハビリの特徴

リハビリテーションコンセプト

運動器疾患脳血管疾患訪問(在宅)
それぞれの専門に特化したリハビリチーム!!

当院のリハビリテーション部は、「運動器疾患」「脳血管疾患」「訪問(在宅)」の部門にわかれそれぞれが専門性の高い医療を提供しています。当院は30年以上の積み重ねた歴史あるものに新しい技術や知識を積み重ねより専門性が高いリハビリをご提供し皆さんに笑顔で退院していただけるよう全力で取り組んでいます。

手術50+リハビリ50。合わせて100!!

「手術50+リハビリ50で100を目指そう」これは、当院理事長の言葉です。どんな名医が最高の手術を行っても、適切なリハビリなくしてはその効果は半減、いえ、半減以下になってしまうという考えで、当院では手術とリハビリの相乗効果で治療に取り組んでいます。 今から30年以上前、まだそれほどリハビリテーションの分野が注目されていなかった時代から、私たちは常に質の高いリハビリを追求してきました。リハビリテーションとは、単に失った機能の回復だけでなく、障がいを負った人の”人間らしく生きる権利の回復”を意味します。患者さんが自分の持てる力を最大限に発揮し可能な限り質の高い生活を実現する、それがリハビリテーションの目指すところであり、そのサポートをすることが私たちの役割です。

オーダーメイドのリハビリテーション。

患者さんの症状や障がいの程度、環境を考慮した個々のプログラムを作成し、病気やケガが発症してすぐの「急性期」、自宅復帰へ向けた「回復期」といった疾患と患者さんに関わる時期によって専門のスタッフがチームを組みリハビリテーションを進めます。また、回復期だけでなく、退院後や通院治療後の「生活期」においても、自宅での生活が安全かつ安楽にできるための支援など退院後のリハビリテーションにも積極的に関わっていくことは当院の特徴といえます。また、「福岡リハスポーツメディカルセンター」といった健康増進施設と連携し、生活習慣病予防のための運動指導や高齢者の転倒予防など障がいの予防への取り組みやリハビリ後のトレーニングも行ない、予防からケアまで幅広く網羅しています。

リハビリテーションセラピスト体制

総勢100名を超えるセラピスト体制!

当院には質の高いリハビリテーションの提供のため、多くのセラピストが在籍しています。各専門分野が常に治療の研究・学会発表を行うことでそれぞれの能力を高め、患者さんを中心としたチーム医療を実践しています。また、当院では治療終了後の再発予防にも力を入れており、健康運動指導士よる健康増進や疾病予防も充実しています。

理学療法士 73名
作業療法士 35名
言語聴覚士 34名
健康運動指導士 2名
リハビリクラーク 7名
合計 151名

理学療法

基本的な運動能力と生活活動の獲得を目指します

理学療法は、基本的な動作能力の回復を目的としています。電気・光線・温熱・水・マッサージなどの物理的エネルギーを利用して、痛みや緊張を緩和し同時に身体の生理的機能の改善を図ります。また、運動療法で、筋力・関節の動き・体力を向上させます。当院では、知識と経験が豊富な理学療法士が、生活復帰へ向けて患者さんとともに取り組んでいます。


整形外科に対するアプローチ
スポーツアスレチックに対するアプローチ
内科疾患に対するアプローチ
物理エネルギーを利用したアプローチ

作業療法

住み慣れた地域で、自分らしく自立した生活を送るためのお手伝いをします。

作業療法では、食事やトイレ、入浴などの日常生活に欠かせない動作の獲得を目指します。また、退院後の生活をイメージしながら食事動作や職業復帰に向けての訓練を行い、必要があれば家屋改修、福祉用具のアドバイスなども行います。

上肢機能に対するアプローチ
ADL訓練
家事動作のアプローチ

言語聴覚療法

脳血管疾患の後遺症に多い、言語障害や摂食・嚥下障害の改善を目指します。

言語障害には、一対一の個別指導で、言語機能の改善とコミュニケーション手段の獲得を目指します。脳卒中やがんの後遺症によっておこる摂食・嚥下障害は、食事にかかわる機能の評価をする「嚥下造影検査」を行い、お一人おひとりの安全な姿勢や食事量、食事形態を決めて、より安全に食べることを目指す訓練を行います。

グループ訓練
言語訓練
嚥下訓練

健康運動指導士

安全で効果的な運動プログラムを作成・指導

健康で活き活きとした生活が出来るよう、生涯を通じた健康づくりや、生活習慣病の予防などオーダーメイドプログラムを作成し、指導を行っています。