膝・肩・腰・手、スポーツ整形外科手術の手術・リハビリテーションの専門病院 福岡リハビリテーション病院福岡リハ整形外科クリニック

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学会発表報告「第51回日本リハビリテーション医学会学術集会」

2014.06.16 新着情報  
平成26年6月5-7日 第51回日本リハビリテーション医学会学術集会
(名古屋国際会議場)
脳神経外科部長 入江 暢幸
「頭蓋骨形成術後に高次脳機能障害が悪化した重症頭部外傷後遺症の一例」
理学療法士 出口直樹
タイトル:「変形性膝関節症の身体活動およびアドヒアランス
(運動継続)と身体機能,疼痛,心理社会的要因の関係−多施設共同研究−」
理学療法士 池尻 道玄
タイトル:「多職種チームによるロボットスーツHALの運用」

学会発表報告「第49回日本理学療法学術大会」

2014.06.16 新着情報   福リハニュース  

第49回日本理学療法学術大会

期間:5月30日〜6月1日

 

発表者;一井竜弥(福岡リハ整形クリニック)
タイトル:3軸加速度計を用いた片脚スクワット動作の解析法の検討
発表日:2014年5月31日(土) 16:30〜
【現状】臨床現場で動作分析を行う場合、視覚的情報に基づいて不良アライメントを是正・指導するが、客観性と妥当性に欠けるのが現状である
・スポーツ動作における膝外反運動は前十字靱帯損傷の危険因子である
【研究目的】片脚スクワット動作における前額面上の運動制御の解析について、
力の向きと大きさを把握できる3軸加速度計を用いて、客観的な評価の確立を行うこと
【方法】
・3軸加速度計を3台使用し、股関節・膝関節・足関節に装着
・2種類の運動速度(低速/高速)にて片脚スクワットを実施し、㈰膝外反角度の変化がみられるか、㈪前額面における各関節の加速度の変化について検討した
【得られた結果と今後の展望】
・運動速度が変化しても、健常例では膝外反角度は変化がみられなかった
・加速度計について、膝の内方成分(膝外反方向)と足の外方成分(足内反方向)に有意な相関をもって増加する所見が得られた
・膝外反を相殺する力が足関節で働いていることが示唆され、今後は筋活動にも着目して追試を実施していく
発表者;山崎登志也(福岡リハビリテーション病院)
タイトル;小型3軸加速度計を用いた全人工膝関節置換術後の歩行解析
発表日:5月31日(土) 14時50分〜
内容:TKA前後に小型3軸加速度計を体幹・膝・足に設置し、歩行解析を行いました。結果は術後に体幹の動揺と術側の外側スラストは減少しました。非術側の外側スラストは増大しました。このことからTKAを施行し、歩容と術側の状態は良好な結果ですが、術側のアライメントが変化する事で非術側の外側スラストが増大し非術側のOA進行を助長する可能性があると思われます。
発表者;出口直樹(福岡リハ整形クリニック)
タイトル:Trancetheoretical modelの行動変容ステージからみた日本人変形性膝関節症患者の運動定着者と運動非定着者に影響を及ぼす疼痛および心理的要因に関する研究−多施設共同研究−
発表日:5月31日(土)17時30分〜
内容:変形性膝関節症(以下膝OA)は,要支援・要介護・ロコモの基礎疾患であるため健康寿命に影響を及ぼす代表的な疾患です.WHOは高齢者の健康寿命の延伸を目的に中等度以上の運動を推奨しています.変形性膝関節症の場合は膝に軟骨が磨耗しているためあまり強い運動は症状を助長しますが,中等度(3METs〜5.9METs)の運動は進行には関係がないことから,中等度の運動の継続が必要です.しかし,現状は中等度の運動が継続できないものが多いため,膝OA患者の運動を継続に関する要因を明らかにすることを研究の目的としました.結果は,軽度〜中等度の膝OA患者の運動が継続できないものには,痛みの関連よりも身体機能の低下,身体機能の認識誤差(自分の健康状態を悪く考える),運動を行う自信の程度が関連していました.したがって,痛みや心理的な痛みが行動の回避につながる前に,身体機能の向上に加え,身体機能の認識誤差を認識させ生活指導を行うことや運動への興味をもたせるような患者教育を行う必要があるかもしれません.

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